妙好人

妙好人

第110回 柳原富子さん 上   

奈良県吉野郡の柳原富子さんです。2023年で81才になられます。北島登美子さんとは西谷小学校、三本松中学校と同級生で一緒でした。1学年上の井上しずさんとは従姉妹で、井上さんのお父さんが華光会に行っていました。 富子さんのお母さんは、その妹さ...
妙好人

第109回 川島大和さん 下

自分の心の変化ばかりを追いかけていました。称えたら心に変化があり、S会でいう絶対の幸福になれるのではないかと思っていました。 座談で、小住さんから「自分を無視しなさい」と言われました。自分を無視すると自分には何もない。このままだったらヤバイ...
妙好人

第108回 川島大和さん 上      

妙好人列伝は108回目となります。108というと言わずと知れた煩悩の数です。ここは煩悩まみれの自分の出番かと思いましたが、急きょ石川県輪島市出身、在住の川島大和(ひろかず)さんの登場です。実家は真宗大谷派です。実家が民宿をしていた関係でS会...
妙好人

第107回 吉貞翠江さん 下    

M和上からの文書に載っている話です。三田老人の奥さんが臨終に、「聞かぬじまいで死んでゆくのが悲しい。一言お教え下さい」との問いに、原口和上は「5年10年聞いても、いよいよとなるとまた今日と同じことになるぞ。どれほど聞いても聞いても、聞いてお...
妙好人

第106回 吉貞翠江さん 中

20才から仏法に出会って求め始めますが、なかなか聞き開けません。これはもうダメなんじゃないかと思います。 2009年2月に華光会のインド仏跡旅行がありました。私の家内もそこで始めて華光会と縁を結びます。そこに吉貞さん等広島からも4名参加して...
妙好人

第105回 吉貞翠江さん 上          

広島県安芸高田市の吉貞翠江(あきえ)さんです。2023年に83才になられました。生まれは上海で、終戦時には満州のロシアとの国境付近に住んでいました。 お父さんは「官吏」として日本人を取りまとめる仕事をしていました。ロシアが攻めてくるので、皆...
妙好人

第104回 古家勝彦さん 

千葉県松戸市在住の古家さんです。令和5年で79才となります。北海道室蘭市の出身です。土地家屋調査士として神奈川県で事務所を構えていました。 平成6年1月にNHKテレビの「こころの時代」に増井悟朗先生が出演され「求め、捨て、転じられる」と、浄...
妙好人

第103回 谷本とし子さん 下     

近所の谷本ひさおばあちゃんの家に泊まりによく行っており、その度に寝る前に50回念仏称えなさいと言われます。なにかと念仏を称えさせられます。 17才のときに、近所の隅田和代さん、節代さん達のお姉ちゃんが聞き開いたと教えてもらいます。自分も連れ...
妙好人

第102回 谷本とし子さん 上

兵庫県豊岡市日高町の谷本とし子さんです。2023年に85才になられます。日高町はとても仏縁の厚いところで、かつて伊藤康善先生は住民の半分は聞き開いているのでは言われたような土地柄です。とし子さんの祖母は鎌田先生という方から教えを受けていまし...
妙好人

第101回 山崎光さん 下

光は二三代さんと二人でよく筥崎宮の参道を散歩しています。その時に、いろいろと会話しているそうです。ある日「一度きりの人生やけん」と言った光に対して二三代さんは「ほんとうに一度きりかな?」と返し、心がザワつきます。 2020年、コロナ禍になっ...