京都の上鳥羽駅近くに在住の藤井英志さんです。華光会館のある近鉄十条駅の隣の駅です。藤井さんは小学校の頃から、華光会館での増井悟朗先生の習字教室に通っていました。当時、華光会の財政難を解消するため、華光会館において文化教室を開催されていました。日曜礼拝にも通います。
当時、文化教室には300人以上、習字教室には多いときで100人以上通っていたそうです。信先生によれば、そのなかで唯一、ご法縁を結んで、今でも継続しているのは藤井さんだけです。過去世によほどのご因縁があったのでしょうとのことです。
昨年の夏には、京都からわざわざ福岡の家庭法座に参加してくれました。その時に私たち家族全員と食事をし、求道についてお話を伺いまいした。藤井さんからの文章です。
「阿弥陀様に自力の心を照破されるまでは、増井悟朗先生、信先生、同人の皆様だけではなく、真宗と無縁な皆様とのご縁からも様々なご教示をいただきました。
27歳の春、書道教室の日、会館の御仏壇で阿弥陀様のお心を聞かせていただきました。ご報告するなり、増井悟朗先生に『耳ある者は聞け。過去の信を去れ』と教えていただきました。それ故、安易に獲信の看板を揚げず、ひたすら頭を下げて聴聞を続けました。そして、他力回向の信であることがはっきりしました」
華光会館で毎月日曜に開催されている増井信先生の浄土三部経講座では、毎回、華光会のグループメールに要約をアップしてくれます。2月からは阿弥陀経です。
『ヤマサキズム』を郵送すると、必ず「ご恵送くださり、有り難うございます」とメールが返ってきます。「母も奥様の記事から毎回ご教示いただき、参考にさせていただいています」との感想です。
お母さんの幸子さんは、息子である英志さんからのお誘いにより、仏法を聞かれ、昨年のアンコールワット聞法旅行では、私たち夫婦とご一緒させて頂きました。家族ぐるみのお付き合いになります。
2017年5月