第61回 中道逹哉さん

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大阪在住の中道さんです。勤務先の運送会社の関係で広島から大阪に移って5年になります。10年以上前に、会社で使用しているスナック「ながと」に個人的に通っていました。そこのママさんである正木陽子さんを毎週、全国各地の増井悟朗先生、増井信先生の法座に運転手として連れていくようになります。

陽子さんは、18才から仏法を聴聞していましたが、なかなか信心が得られず、「わからん。わからん」と求めていました。中道さんは仏法には興味はありませんでしたが、陽子さんに頼まれれば断り切れず、九州、大阪、日高、京都、名古屋、北陸、高山、東京と毎週のように日本全国を車で送迎していました。

ご本人によれば、離婚したばかりで現実からの逃避でした。ミイラ取りがミイラになるように、当初は距離を置いていた中道さんも、自分のこととして仏法を聞くようになります。中道さん自身の「体験記」によると、その週の終わりに山崎宅での家庭法座に行く予定を確認した時に、勤務先の駐車場の車中で、阿弥陀様が「今」働いてくださっていることに気付き、「恥ずかしい」「申し訳ない」と念仏と涙で10~15分くらい降りることができなかったそうです。

そういえば、うちの家庭法座での中道さんのお味わいが尊く「中道さんは信を頂いているのじゃないの?」と夫婦で話したことを覚えています。また、大経の「不請の友」により、懇願しなくても親友となる阿弥陀様のことを知らされ「求めないものをも救う」ことに思い至ります。自分ではストーカー聞法をしていたつもりでしたが、付きまとってくださっていたのは、阿弥陀様の方でした。

中道さんは、2018年の暮れに晴れて、陽子さんと入籍され、今は華光会の運営副委員長としてご活躍です。

2020年7月

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