第35回 浦田鈴香さん 下

金山先生の仏教勉強会に毎月参加していると、スゴイ!だんだん阿弥陀様が指さして自分のことを言っている、思ってくれていることを感じだします。阿弥陀様は応援してくれていると、ルンルン気分で目からは涙を流しながら、自転車で帰っていました。その当時、講座の最中に目頭を押さえて聞いている姿が印象的でした。

そのルンルンが今度は私が地獄に堕ちるんだという聞き方に変わっていきます。2015年12月から仏教を聞くのが苦しくなってきます。ただ好奇心だけで勉強会に来たはずなのにと、すずさんはよく座談で言っていました。求道になってきていました。

ニセモノの自分は全部ウソだった。ケシゴムで消したい!と思います。その夏に本当につらくなり、丁度送られてきた『ヤマサキズム』に福岡の有田さんが妙好人として載っています。そうだ、有田さんに聞いてもらおうとお店に行きます。ところが有田さんは傷に塩をぬるような、鬼のようなお話をされたそうです。

帰りに増井悟朗先生の「ご恩と罪悪」という誌上法話のコピー10頁をもらいます。少し読んでは、自分の身を考え、遅々として進まず、読み終えるのに2週間かかりました。まさに「聞思して」です。読み終わった瞬間、何も聞いていなかった、わかっていなかった。毎月ちょっと来ているだけで何様と思っているんだと、大笑いします。

それなのに勉強会の人たちは毎回、ようこそ、ようこそと迎え入れてくれていた。これは謝らないといけないと強く思います。その月のうちの家庭法座で金山先生の車で懇親会場の『あり田』に移動するときに、たまたま助手席に座ることができたので、「何も聞いてこなくてすみません」と謝ります。金山先生から「ここにニコニコしながら来るのは浦田さんぐらいですよ」と言われます。

すずさんは最近、会うたびに「山崎さんと遇えてよかった。遇わなかったら、また迷いを繰り返すところだった」と言ってくれます。ニュースレターが取り持った阿弥陀様とのご縁です。

2018年5月

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