2022

妙好人

第91回 東悦子さん 下

永代経の全体座談で、悟朗先生に手を挙げ、「グズグズしとって、一歩も踏み出せません」と言うと、先生は「グズグズしながらでも、飛び込んだらどう?」と応えられ、20分ほど、悦子さんに対してお話しをされます。先生は「手紙を読んで嬉しかった。泣きたか...
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第90回 東悦子さん 中

悦子さんは22才のときに、26才の勝廣さんと結婚します。彫刻家のご主人の手伝いをします。お弟子さんが多いときで4人おられ、住み込みの人もいて皆の昼食を賄います。主人や弟子のため朝座は半分くらいしか聞けません。そこで、何時も今しかないと大西先...
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第89回 東悦子さん 上

岐阜県高山市の東悦子さんです。彫刻家の東勝廣さんの奥様です。お母さんが念仏者で小さい頃から両親と一緒に法座に参っていました。悦子さんがお腹にいる頃からお母さんは法座に通っていました。 当時は、早川先生の法座があっていました。早川先生は、死後...
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第88回 松井亮さん 下

2020年より、東京・高山の支部法座、華光会の本部法座と参加し、求めていきます。本部法座では、私の分級にも何度か来ていました。思い詰めた感じで、いろいろとお勧めをしてもなかなか聞き開けません。仏壇の前でお念仏して、そこから離れなくなったこと...
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第87回 松井亮さん 上

1990年生まれの32才です。岐阜県飛騨市の出身で、地元は映画『君の名は。』の聖地になっています(岸惠子の『君の名は』ではありません)。 小中高では、県大会で優勝するほどサッカーに熱中します。高3でサッカーを卒業し、半年間集中して特に英語を...
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第86回 鍋嶋証子さん 下

天草の金子岩彦さんは伊藤康善先生の時代から仏法を聞かれており、お父さんである若栄先生の法友でした。金子さんが余命3ヶ月となったときに、どんな心境なんだろうと気になります。剛信な方なので、死ぬ前も安心なのかなと想像します。そこで、自分はどうな...
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第85回 鍋嶋証子さん 上

熊本市の証子ちゃんです。同市の本願寺派蓮光寺で生まれ、2022年に39才になりました。学生時代、華光会館に下宿していたお父さんの厚東若栄先生は、食事中も仏法の話しかしないような方でした。小学6年から華光会の子ども大会に参加するようになります...
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第84回 吉田晃子さん 下

華光会で求道して20年経過していましたが、令和2年11月の華光大会で、奈良在住の北島登美子さんから「私の信心とはちがう」と言われます。自分でもそう思え、薄紙一枚はがれていないような気がします。 令和3年3月に増井信先生に「このままで本当にい...
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第83回 吉田晃子さん 上

兵庫県豊岡市日高町にお住まいの吉田晃子さんです。日高町の江原は70年ほど前、増井悟朗先生が布教に行かれ、念仏の火が燃えさかったところです。お姉さん、叔母(和田つや子さん)から、30代の頃から仏法を勧められていました。 吉田さんは看護師で通算...
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第82回 植田明美さん

小中高と関西育ちですが、東京生活50年で関西なまりが全くない植田明美さんです。お母さんの植田ときゑさんからはズッと仏法を勧められていました。ときゑさんが亡くなった1年後の、今から7年前にガンを患います。治療のために自営のお店を閉め、一切の仕...