妙好人

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第26回 増井行子さん

三回忌を迎えた増井悟朗先生の奥様、行子夫人です。悟朗先生とは10才の年齢差があります。今年、82才になられます。行子さんは和歌山県の出身です。小学生の頃、高森先生が、当時は京都から数週間、布教に来ていました。その期間は毎晩ご法話があり、大人...
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第25回 田村直子さん

妙好人列伝は早くも第25回目です。第1回は2年前に増井悟朗先生に登場して頂き、翌月8月に90才で往生されました。「現代に生きる」にギリギリ間に合いました。今回は兵庫県豊岡市の田村直子さんです。お父さんの隅田庄司さんは、悟朗先生からのご教化に...
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第24回 紅楳英顕和上

2016年の早稲田大学での宗教学会において私が発表したクラスでは、紅楳英顕先生の司会で始まり、紅楳先生の発表が締めでした。内容は「浄土真宗における信前信後について」です。信心を獲れば自覚があると仰られます。同感です。 龍谷大学では、とても厳...
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第23回 藤井英志さん

京都の上鳥羽駅近くに在住の藤井英志さんです。華光会館のある近鉄十条駅の隣の駅です。藤井さんは小学校の頃から、華光会館での増井悟朗先生の習字教室に通っていました。当時、華光会の財政難を解消するため、華光会館において文化教室を開催されていました...
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第22回 西岡豊子さん

第22回は福井県福井市在住の西岡豊子さんです。阿弥陀仏の第22願は還相回向の願と親鸞聖人は名づけられています。22才の時、地元ののど自慢大会で、あべ静江の「水色の恋」を歌い、バンドのヴォーカルに引き抜かれます。そこで知り合ったベース担当のご...
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第21回 舟本正夫さん

1928年生まれで2017年に89才になられたばかりの岐阜県高山市在住の舟本正夫さんです。正夫さんは、華光会館での報恩講2日間、永代経3日間、華光大会3日間を2006年から、かかさずに撮影しています。誰に頼まれた訳でもなく、「仏様のお言葉を...
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第20回 森崎立也さん

華光誌は1941年の発刊から2017年で76年目になります。ですから、当初の発行者である伊藤康善先生の生の法話を直接聞いた人は、珍しくなってきました。福岡県朝倉郡筑前町の森崎立也さんは、その数少ないお一人です。 森崎さんが小学2年生の時に、...
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第19回 増井信先生 下

父親の増井悟朗先生に「聞かせて下さい」とお願いすると、「1つ大事なことがある。命をかけて聞くか?」と尋ねられます。「はい」「南無阿弥陀仏に飛び込むんや」と仰ります。自分の業魂と阿弥陀様との命のやりとりです。お念仏を申させてもらい、その後の記...
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第18回 増井信先生 上

阿弥陀仏の本願のうち第十八願は王本願といわれます。親鸞聖人は本願のなかにも真と仮があると教えられ、真実の願が第十八願です。そこで18番目の登場は、増井悟朗先生亡きあと、私の善知識であります増井信先生です。悟朗先生在世中はよく「信の法話はスゴ...
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第17回 東勝廣さん

飛騨高山の彫刻家・東勝廣さんです。東さんは「飛騨の匠」として、2016年4月13日にNHKで放映されています。 我が家の仏壇は東さんにお願いし、阿弥陀様は東さんにインドから白檀の木で彫って頂きました。わざわざ高山市から博多まで車で持って来ら...