妙好人

第118回 山崎隆弘 5     

二三代さんがご法座に参加するようになり、信先生、瀧山さんなどは、これは奥さんの方が先に聞くのではと言っていたそうです。周りもそのような雰囲気となり、座談では二三代さんにお勧めをします。ここで偉かったのは「いえ、主人がまだ聞いていませんので」...
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第117回 山崎隆弘 4     

2007年の47才から改めての求道となりました。世間的には、米国のサブプライム住宅ローン危機からリーマン・ショックとなり世界的な大不況となっていた時期です。 華光大会、報恩講、永代経、壮年の集い、毎月の聖典講座と、京都に出掛けるようになりま...
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第116回 山崎隆弘 その3          

九大病院退院後に、41才のときに親父の会計事務所に入所します。公認会計士を勉強しているときには、税理士の親父は「お前が受かるハズがない」の一点張りでした。なので、ずっと監査法人のつもりでした。 30代の頃から、通勤電車のなかで『教行信証講義...
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第115回 山崎隆弘 その2      

24才でS会は退会し、地元の福岡に戻ってきます。後生の一大事の解決は今生ではできそうもないことに落ち込みました。後生暗い心、私の場合は身体的にお腹がとても苦しくなってきます。 お腹が苦しいことを、S会のT会長に書面で質問したことがあります。...
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第114回 山崎隆弘 その1     

この妙好人列伝は、増井悟朗先生が2015年8月に往生される前の月の7月号からスタートしました。第1回で悟朗先生に登場して頂き、ギリギリ「現代に生きる」に間に合いました。その年の5月の永代経の座談では厳しいお言葉を頂いていましたので「まだまだ...
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第113回 今村忠毅さん 下    

平成22年8月に長門市の俵山光摂坊での夏安居で深川倫雄和上から「南無阿弥陀仏は声になり給う仏、仏様が口から出て下さる」と聞きます。 同年同月の華光会東京支部法座で、信心を獲た人たちが当たり前のように法座に参加していることが有り難く思えます。...
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第112回 今村忠毅さん 上     

埼玉県生まれの神奈川県育ちです。茅ヶ崎は生活圏内だそうです。早稲田大学理工学部の土木学科出身です。学生時代の1990年代はキャンパスでオウム真理教も勧誘している状況でした。入学時よりS会のサークルに入り、大学のサークルとして活動をしていまし...
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第111回 柳原富子さん 下

富子さんのお母さんは、臨終に、仏法のお話をします。普通の臨終説法の逆です。富子さんから頂いたお手紙からの引用です。 「われは明日かえる親様のところに、この世はかなしい、おれは川原の枯れススキ、同じお前も枯れススキ、どうせ2人は、この世では、...
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第110回 柳原富子さん 上   

奈良県吉野郡の柳原富子さんです。2023年で81才になられます。北島登美子さんとは西谷小学校、三本松中学校と同級生で一緒でした。1学年上の井上しずさんとは従姉妹で、井上さんのお父さんが華光会に行っていました。 富子さんのお母さんは、その妹さ...
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第109回 川島大和さん 下

自分の心の変化ばかりを追いかけていました。称えたら心に変化があり、S会でいう絶対の幸福になれるのではないかと思っていました。 座談で、小住さんから「自分を無視しなさい」と言われました。自分を無視すると自分には何もない。このままだったらヤバイ...