生死出づべき道

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第3回 生死出ずべき道 妙好人お軽同行 その3

昭和30年のお軽同行の百回忌法要では、本願寺から大江淳誠和上、山本佛骨和上、桐渓順忍和上などが訪れ、お軽さんを偲んでそれぞれ歌を残されていました。 今回は、お軽さんの歌の中から、「六光」「ある年の御正忌報恩講」「こうも聞こえにゃ」を取り上げ...
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第2回 生死出ずべき道 妙好人お軽同行 その2

『教行信証』には、「急作急修して頭燃を灸ふがごとくすれども、すべて雑毒雑修の善と名づく。また虚仮諂偽の行と名づく」とありますが、頭について火をはらうように求めても、すべて雑毒の善であり、嘘、偽りの行であったと仰っています。でも、お軽さんは、...
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第1回 生死出づべき道 妙好人お軽同行 その1

『仏敵』の中で、で伊藤康善先生は、「同行学をしなさい」と堀尾ヨシさんから言われ、華光会では同行学を重んじられてきました。昔の妙好人は、言行録や伝承されたものしかありませんが、今、現在に生きている妙好人からは、直接、求道の課程、現在のお味わい...